- スポーツユース
スポーツ眼鏡の使用許可
スポーツの普及に比例して、スポーツによる目のケガもますます増えています。
スポーツ用ゴーグルは激しい運動にもずれない工夫、衝撃を和らげる素材の使用、広い視界や顔にフィットするフォルムなど、安全にスポーツを楽しむために欠かせない機能を備えています。 ただし、競技の種類によっては事前の許可が必要になるものがありますのでご注意ください。
- 例)サッカー協会競技規則より…
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日本サッカー協会の『競技規則(Laws of the Game)』によりますと、第4条「競技者の用具」にて
「スポーツメガネが着用者のみならず他の競技者に対しても格段に安全になったことを鑑みると、主審はこのめがねの使用、特に若い競技者が使用することに対して寛容になるべきである。」と記載されております。サッカー競技における公式戦では、審判員と大会本部が着用の可否を最終的に判断いたしますので、着用については事前に各関連機関に確認することをおすすめいたします。 『Technical news Vol.33』財団法人 日本サッカー協会(指導資格を持った人全員が購入している雑誌) P42:「小学生年代のための8人制サッカールール」の考え方 松崎康弘(JFA審判委員会委員長) 基本的な考え方……… の中の、〈ユニフォーム〉の項目。 ※「両チームが異なる色のシャツを着用する必要があるが、~(省略) しかし、選手の安全を考え、すね当ての着用は義務付ける。
一方、まだコンタクトレンズの着用ができない選手などの場合については、 スポーツメガネなどで安全であると判断できるものについて積極的に使用を認める。」 『8人制サッカーのルール』(財) 日本サッカー協会審判委員会 (日本サッカー協会が制定する『競技規則(Laws of the Game)』に準じた内容である)
項目「競技者の用具」の(7)
※「眼鏡については、主審が安全であると判断したものは、着用できる。」
- 例)川崎市サッカー協会より…
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川崎市サッカー協会第4種委員会登録の各チームの皆様に、同委員会主催の公式戦において、
- 試合を担当する審判員だけではなく、必ず本部が着用可否の判断をする。
- スポーツ眼鏡をかけた選手のいるチームは、対戦相手のチームに対してその旨を試合前に知らせる。
通常の弦のある眼鏡は認めない。 ゴーグル型のスポーツ眼鏡のみ着用を許可する。 - 通常の弦のある眼鏡をした上にゴーグルを着用する事は認めない。
- スポーツ眼鏡の着用は、スポーツコンタクトが出来ないお子さんに対しての対応措置であり、サッカーというスポーツの性格を考えると、スポーツコンタクトを着用することの方が望ましい。 (スポーツコンタクトが出来ない年代の子供に対する暫定措置とご理解下さい。)
- 万が一事故が起きた場合には、その当事者が誠意を持って対応する事とし、その試合に関係した審判員、本部役員、また川崎市サッカー協会は一切その責を負うものではない。ぜひ皆様のご賛同をいただきたく、宜しくお願い致します。 (神奈川県サッカー協会第4種委員会とも調整をさせていただき、同協会主催の大会についても、同様の措置となります。) 以上
- 例)東京都大田区サッカー協会少年部の見解より…(2006/4)
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川崎市サッカー協会第4種委員会登録の各チームの皆様に、同委員会主催の公式戦において、
(1)メガネの着用は、主催者・会場責任者が可否を判断する。
(2)着用できるメガネは、安全対策が講じられていること。 - レンズを含む全てのパーツがプラスッチク製である。《接触した時相手に怪我をさせない素材であること。》
- フレームは丸みのある形状をしている(角張っていない)こと。《接触した時相手に怪我をさせないデザインであること。》
- フレームの内側に適度なクッションがついていること。《接触・ボールが当たった場合の本人の怪我防止のため。》
- 激しい動きでも外れないよう、ベルトなどで固定できること。
- レンズの全周が枞で囲まれている。(縁なし・半分縁なし、は使用できない)《壊れにくい構造のメガネ。》
上記、すべてを満たさないメガネは着用を認めない。
競技によっては使用が許可されていない場合もあります。公式試合等での使用をご希望の際は、必ず個人が各都道府県のスポーツ協会などへ確認のうえ、許可を得ていただくようお願い申し上げます。